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除菌予防療法

ぺリオ・カリエス除菌療法
~口腔内細胞浄化リセットプログラム(活性化HCLO療法)~

活性化HCLO口腔機能水を使用することで

日本では多くの方々が、虫歯や歯周病に悩まされています。
虫歯菌や歯周病菌は感染症であると認識され、定期的なクリーニングや日々の機械的歯磨きで減らすことは可能でも、駆除できないものだと諦められてきました。

現代歯科界では、治療技術が大幅に進歩し、歯を失ってもインプラント治療などにより、咬合を回復することができるようになりました。
しかし、予防歯科学においては、虫歯菌や歯周病菌に感染してしまうと、労力を伴う方法で減らすことはできても、完全には食い止めることが出来ず、年齢と共に徐々に進行する虫歯や歯周病を従来の定期的に治療し続ける以外細菌感染症を食い止める方法や手段がありませんでした。
歯医者にほとんど行ったことないという人がいる一方で、歯を磨く時間やケアも長時間必要とし、費用と苦痛を伴いつつも、進行し続ける細菌感染のために、かかりつけ歯科医院に通い続け、年齢を重ねるにつれ、歯を失うことを受け入れるしかありませんでした。

しかし、活性化HCLO療法により、口腔内細菌の嫌気性菌である虫歯菌や歯周病菌を減らし、好気性菌へリセットできる可能性が見出されました。
口腔内細菌をコントロールし、虫歯や歯周病の細菌に感染した患者さんが、感染していない方と同じような日常ケアになれないか?という長年のテーマに解決法の1つが見出されたのです。

今までの、歯周病が治るという概念が、歯周ポケットが浅くなったから治ったということではなく、歯周病菌がいなくなったということが治ったということに移行していくと思われます。

デンタルプラークを溶菌

お口の中には、約600種類もの細菌が生息していると言われています。

しかし、細菌の構成には個人差があり、虫歯になりやすい人、歯周病になりやすい人というのは、それに伴う細菌感染の有無を意味しています。

細菌の総数は、歯磨きによる機械的清掃により、減らすことができるため、虫歯や歯周病になる人は、生活習慣からくる怠慢のように思われがちでした。
しかし、いくら時間をかけて歯磨きしても治癒することなく、虫歯や歯周病の治療で長年通院しておられる方も多いでしょう。
それは、現在までの歯科治療が、原因細菌駆除という根本治療が難しかったため、悪くなってから、歯医者に行くという概念が定着し、歯を削るや、歯石を取るという主な治療行為が、事後行為が歯科治療と考えられ、対症療法中心であったためです。

歯科予防において、虫歯や歯周病菌だけを選んで、選択除菌できるかは、最大のテーマであり、選択除菌がワクチン予防接種のように出来れば、歯科治療は必要ないのではと考えられます。
この口腔電解機能水は、選択除菌ではなく、嫌気性菌やカビ菌、アメーバ、ウイルスなど全般に作用し口腔内細菌叢を溶菌しリセットしますが、リセット後、電解水の酸化還元電位が+825mVとプラスなため、-200mVで分裂・増殖する4大歯周病菌のようなグラム陰性菌の増殖を防げます。

また、弱アルカリ性で口腔内組織への侵襲も少なく、口内が虫歯菌により酸性傾斜している場合、緩衝作用により歯の脱灰を減らす効果もあります。

この電解水を使用し、毎日うがいすることで、リスクが軽減されることをご理解いただければ、これからの歯科治療やホームケアの心強いパートナーとなることでしょう。

HCLO電解機能水とは?

次亜塩素酸(HCLO)は、さまざまな衛生管理に利用されていますが、歯科での利用について非常に有効であると、東京医科歯科大学大学院う蝕抑制分野研究チームが発表しています。
それは、この口腔機能水が、白血球と同じ殺菌成分であるHCLO(次亜塩素酸)とバイオフィルムの破壊効果のあるNaHCO3(炭酸水素ナトリウム)が含まれた電解水で、虫歯菌や歯周病菌の周囲にあるバイオフィルムを破壊し、溶菌(細菌の細胞壁を破壊し体内成分を溶出)するためです。

活性化HCLO機能水は、中性域であるため、口腔内歯肉上皮細胞障害性が少なく、理論的には、約10秒で口腔内に残存している歯肉縁上のバイオフィルムを作る虫歯菌や歯周病菌の細胞壁を破壊し細菌の体内成分を溶出できます。
また、電解水の酸化還元電位は+825mVのため、好気性菌が存在しやすい環境となり、歯周病菌のような-200mVで増殖するグラム陰性菌は増えることができません。
それにより、硫化水素やメチルメルカプタンの減少が起こり、歯周病菌由来の口臭が減ります。

HCLO電解機能水の作用

この電解水は、口腔内の洗浄の際、成分中の次亜塩素酸イオンが、タンパク質(汚れ)と反応し分解洗浄し、消毒・除菌の主役である次亜塩素酸(HCLO)に形を変え、それにより、強力な除菌水に変化します。
お口に含んで約10秒間でpH8.0から7.0に低下し、20秒間でpHが6.5になります。
その時点でHCLOが20ppmから80ppmに上昇し、OCL?は洗浄に消費され、ほほ0ppmになります。
消毒滅菌工程で基本となる、アルカリ洗浄後に酸性消毒薬で滅菌するという、工程を同時に口の中で行うことが出来ることが特徴です。
この、除菌工程は、人間の体内で、白血球(好中球)が細菌を殺す過程と同様といわれており、人体由来の免疫成分でもあることから、安全性が高いと言われております。

超音波スケーラーとの相性

超音波エネルギーがバイオフィルムを分解し、殺菌力を増幅させ、死滅した細菌(エンドトキシン)などを洗い流す効果的な合わせ技になります。
体温程度に温めた電解水を設定することで効果が高まると言われています。

ホームケアのうがい薬用として

除菌後の再感染防止や、嫌気性菌を増えないようにし、好気性菌叢を保つことは重要です。
口腔内の細菌感染が血管内に侵入することで口腔内感染症から始まる全身疾患を防ぎます。
できれば、1日3回がベストですが、まずは、キャップ1杯を口に含み、20秒間うがいをした後歯間ブラシを用い洗浄し、残渣を水道水で洗い流した後、もう一度キャップ1杯口に含み、全体のブラッシングを20秒ほど行い、最後に水道水でうがいをして終了です。

口臭除去

歯周病菌などのグラム陰性菌の減少により、硫化水素やメチルメルカプタンの発生が抑えられ、細菌由来の口臭が減ります。

口腔内の細菌をすべて殺菌してよいのか?

口臭がある場合などは特に、口腔内の細菌バランスが崩れ、嫌気性菌が多く存在し、硫化水素系のガスを出していることが多く、健康な細菌構成とはいえません。
口臭がある場合は、嫌気性菌が存在出来ないような環境作り(治療とメンテナンス)を行い、口腔内細菌を常にリセットさせることが有効です。
リセットした後も口内は、さまざまな細菌にさらされ口内細菌は増殖いたしますが、電解水の酸化還元電位がプラスなため、嫌気性菌の発生は抑えられ、健常細菌で構成されます。

活性化HCLO電解口腔機能水療法の流れ

  • 1
    チェック

口腔内の原因細菌可能性診査診断、口腔内写真・レントゲン撮影、虫歯菌・歯周病菌の検査、位相差顕微鏡検査、生活習慣のチェック

  • 2
    ファーストステージ
ペリオ1dayトリートメント治療

歯周病の場合は、超音波振動で歯間や歯茎周辺のうがいでは届きにくい部位へ、この電解機能水を噴きかけながら、口腔内細菌叢バイオフィルム(歯垢)を駆除していきます。
歯石がついていない方や軽度歯周病の方は、ファーストステージ終了後にメンテナンスに移行で終了し、中等度および重度歯周病の方はセカンドステージに進みます。

カリエス1dayトリートメント治療

虫歯菌の場合は、機械にてパウダーや研磨剤を用いポリッシングを行った後、ウォータージェットという水銃に電解機能水を入れ、歯面のバイオフィルムを除去し、新鮮面を露出させ虫歯菌を駆除します。その直後に、フッ素をコーピングすることで、バイオフィルムのつきにくい歯面に変化させます。

  • 3
    セカンドステージ
クリーニング1dayトリートメント

中等度および重度歯周病の方は、ファーストステージにて歯周病原菌は殺菌されていますが、歯石は残っています。
歯石は歯垢が石灰化したもので、内毒素を含んだ歯周病原菌の菌体と無機塩類で構成されています。
セカンドステージでは、歯肉縁状に付着している歯石や汚染物質を超音波振動や歯科用の刃物にて取り除いていきます。
歯石の少ない方、中等度歯周病の方はセカンドステージ終了後にメンテナンスに移行し終了し、重度歯周病の方はサードステージに進みます。

  • サードステージ

重度の歯周病の方は、歯肉縁下に付着している歯石・内毒素・不良肉芽を、1本~数本の歯石除去と消毒を徹底的に行っていきます。
この後、メンテナンスに移行します。

  • 5
    メンテナンス(1~6ヵ月)

口腔内のチェックと位相差顕微鏡や細菌検査などによる診断を行います。
問題がない場合、電解水による洗口、セルフケアのチェック、日常生活のアドバイスなどを行い、次回のメンテナンスとなります。
歯周病菌の再感染が認められる場合は、必要に応じて,ファーストステージやセカンドステージを行います。

問題細菌の除菌の有効性

糖尿病の方

糖尿病が悪化すると好中球の機能が低下します。
例えば、ヘモグロビンA1cが7.5とか8.0前後でコントロール不良の方は、毒素の強い内毒素に感染していても、好中球が遊走せず、マクロファージが過剰反応し、急激な骨破壊が進みます。
除菌が成功すると、ⅠL-1やTNF-αなどの炎症性サイトカインが減り、血糖値も下がることも期待できます。

喫煙される方

タバコを1日に何十本も吸っている場合も、好中球の機能低下が起こり、内毒素に感染していても、糖尿病の方と同じようなことが起こります。
どちらも、好中球が遊走しないため、急性炎症は少なく、一見慢性に経過しますが、ミクロの世界では、急激な変化が進みます。
このような白血球の機能が弱まっている方は、好中球の機能低下を補う意味で、HCLOの好中球と同様の殺菌効果は有効です。

抗生物質との違い

抗生物質、例えば、マクロライド系の抗生物質はリボソームに作用点があるため、その菌が作用点を変異させると、効かなくなり、耐性菌になってしまいます。
HCLOは、細胞壁を破壊して、体内成分の溶出により、細菌の複製能力をつかさどる核酸を障害させるため、耐性菌にならない状態で、細菌が死滅するメカニズムを持っています。

血液に細菌が入り込むことで

歯周病菌の内毒素が、血小板凝固を起こしたり、歯周病菌が、血管内皮に沈着し、血管狭窄を起こしたり、血管内皮細胞に直接侵入し、動脈硬化を引き起こす可能性があります。
また、お口の中でバイオフィルを形成するのと同様に、血流中に入り込み、菌血症をおこし、心内膜に付着してバイオフィルムを形成し、心内膜炎を起こします。
感染に抵抗力を失った癌、糖尿病、免疫不全のある方や高齢者などは、化膿レンサ球菌が血流中に増殖して敗血症を起こすことがあります。
心疾患のほとんどは、動脈硬化であり、歯周病が進んでいる場合、心臓冠動脈疾患の罹患率が高くなります。
疫学研究によれば、慢性歯周炎がある方は、脳梗塞が多く、血中コレステロールが高いことが明らかになっています。
肺炎も高齢者などが、知らない間に肺へお口の細菌が吸引されてしまうことによりおこる確率が高くなります。
このような、危険性を減らすことの重要性を理解していただければ幸いです。

口臭が減ります

歯周病菌と口臭の原因となる揮発性硫黄化合物の硫化水素とメチルメルカプタンには相関関係があります。歯周病菌が、除菌により減少することで、口臭の減少が期待できます。

安全性

HCLOは食品添加物としても認可されており、(財)日本食品分析センターでの動物毒性実験、目に入れても無刺激物であり、飲み込んでも基本的に問題なく、皮膚につけても、腐蝕することなく、無刺激性です。
一番大事なことは、変異原性試験で陰性と判断されていることです。
これは、正常細胞を傷つけたり、溶かしたり、塩基性配列を崩さないという、発癌性を伴う可能性がないことを示しています。

歯周病は細菌感染症とアレルギーによって起こる

アレルギーとは、Ⅲ型とⅣ型のアレルギーです。
Ⅲ型は、歯石などから出る内毒素により、B細胞の活性化し、リンパ球の分裂・増殖が起きすぎることで、免疫複合体を作ってしまい、好中球が取り込めなくなってしまいます。
取り込めない活性酸素などを組織に放出してしまうことによってアレルギーが起こります。
Ⅳ型は、内毒素によりマクロファージが、通常の10倍から20倍の炎症性サイトカインを出すことで、骨の破壊が起きてしまいます。
歯石もしっかり取りきる必要性があるのです。

ピロリ菌

ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍さらに胃がんのリスク因子であることが指摘され、抗菌剤による除菌が行われるようになりました。
しかし、ピロリ菌の除菌の失敗は、この菌が口腔内から、落ちて再感染する可能性が指摘されています。
直接口腔内にピロリ菌は生存できないとされていますが、歯周病原菌と共通抗原を持っているため、交差反応性がみられます。
これにより、それぞれが抗原性を発揮し免疫複合物が形成されることにより、アレルギー反応が生じて胃潰瘍が発症している可能性が考えられています。

普通のクリーニングではなぜ駄目なのか?

現在まで行われてきたスケーリングやSRPでも歯周病菌数は激減します。
しかし、12~16週後にはもとの菌叢に戻ってしまいます。
原因細菌を駆除出来なければ、減少しても、定期的なプラークコントロール(PMTC)や的確なブラッシングを行う必要性から逃れられないのです。
この問題をHCLOは解決してくれるのです。また、毎日のうがいによるケアは、原因細菌の増加を防ぐ目的も兼ね備えています。

問題となる口腔内細菌について

コリネバクテリウム・マツルショッティイ

幅:1.5~2.5μ/長さ:10~20μ

この大型の糸状菌がいなければ歯石形成は起きません。
唾液の中のカルシウムを2週間くらいで吸収し歯石に変えます。

スピロヘータ(トレポネーマ・デンティコーラ)

幅:0.1~0.3μ/長さ:6~15μ

4大歯周病菌の1つで、確実に歯周組織を破壊するトリプシン様酵素をだしています。
赤血球(8μ)と同じか2倍の長さで免疫抑制因子を持つため、白血球からは敵だと認識されません。
スピロヘータがいても好中球が遊走・貧食できません。

ポルフィロモナス・ジンジバリス

幅:1.0μ

4大歯周病菌で強い内毒素を持ち、急性転化する可能性が高く成人性歯周炎の代表的菌です。
強い内毒素を持っているため、補体が活性化して、好中球の遊走が起き、それでも足りないくらいの歯周病菌がいる場合には、好中球の増多が起き、その自己免疫を突破してくるような歯周病菌が残存している場合には、獲得免疫であるリンパ球の分裂、増殖が起きます。
顕微鏡でこの水準の現象がみられる場合は、この菌がいる可能性が高いといえます。

アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス

幅:1.0μ

4大歯周病菌で若年性歯周炎の代表的歯周病菌で、免疫抑制因子の中でも外毒素のロイコトキシンを出しているため、白血球が致命的障害を受け、細胞死してしまいます。
この侵襲性歯周炎の感染の場合は、白血球が歯周ポケットに走って戦っていけず、痛みもほとんど出ないうちに 骨破壊が急速に進みます。
また、VSC産生酵素を出さないため、口臭も出ません。

カンジダ・アルビカンス

幅:2~20μ

管状で菌糸状
真菌で、抗生物質の長期連用により、細菌が減り、お口の中の細菌叢の拮抗作用が崩れ、菌交代化が起こった場合などに増えます。

しかし、トリプシン様酵素を出さず、内毒素も持っていないため、歯周病は進行しません。

タネレラ・フォーサイセンシス

幅:0.5~0.7μ/長さ:3~6μ

赤血球と同じくらいの長さで、顕微鏡上動かない糸状菌で、4大歯周病菌で歯周組織破壊性のトリプシン様酵素を出します。
しかし、強い内毒素は持っていないので、急性転化はしません。

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