審美的な前歯のお悩みを総合的な技術で解決する東京歯医者 丸の内デンタルオフィス(完全予約制)
1時間1人の個室による自費治療 ジルコニア・オールセラミック治療 MI精密歯科治療 
指導医によるジルコニア・チタンインプラント治療 歯を抜かないマウスピース矯正インビザライン治療
くいしばり咬筋ボトックス治療 ヒアルロン酸・ブラックトライアングル縮小治療 
骨を誘導するたんぱくりグロス・エムドゲイン人工骨を使用した歯周病治療 
削らないカリソルブ・無菌化するドックベストを使用した虫歯治療etc  

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歯ぎしり・食いしばり治療

歯ぎしり・食いしばり緩和の必要性

歯ぎしり、食いしばりの何がいけないのでしょうか?歯医者の治療は、虫歯治療と歯周病治療が歯医者の治療のイメージで、この2つを歯科医院でメンテナンス・リコールをしっかり行っていれば、高齢になった時に80歳20本が目標ですが、この目標自体が80歳の時に8本もの歯を失っていることになっています。歯が28本全部ある時には、歯の大切さは想像つきにくいものです。しかし、私たち歯科医療関係者は、長年歯の治療を行う上で、歯の寿命を目の当たりにします。そして、どのような経過をたどると歯の寿命が訪れるのかも理解します。

虫歯や歯周病は細菌感染症であり、これらの治療も重要ですが、歯は食べ物を食べるのに毎日使用されていて、永久歯が生えてから毎日少しずつすり減っているのです。食いしばりや歯ぎしりをする人の場合、削れかたがひどく、高齢になった時に保てていない可能性があるのです。

歯ぎしり・食いしばりの問題点

  • 歯ぎしりによって、歯のすり減り方が強く、生命の寿命より歯の寿命が早く訪れる
  • 虫歯菌に感染し、歯の治療を行うと、歯が欠けたり、歯根が割れたりする
  • 歯ぎしり、食いしばりで、歯根が割れ欠損が出来ると、ブリッジやインプラント・義歯になる
  • ブリッジ・義歯・インプラントになっても食いしばりは持続するので、補綴物が壊れやすい
  • 補綴物が壊れやすいと歯医者に何度も通わないといけなくなる
  • 歯周病に侵されると、歯が動揺・移動したり、咬合性外傷で歯槽骨が部分的に吸収したりする
  • 歯槽骨が吸収することで、ブラックトライアングルが増加する
  • ブラックトライアングルが増加することで、見た目が悪くなる
  • ブラックトライアングルが増加すると歯間にものが詰まりやすくなる
  • ブラックトライアングルが増加すると歯根露出により、根面カリエスになりやすくなる
  • ブラックトライアングルが発生しやすい歯の形態は、年々歯並びが悪くなりやすい
  • ブラックトライアングルや歯の隙間が発生しやすいと息が漏れやすく、発音に影響する
  • 食いしばりが強いと上の前歯が出っ歯になりやすい
  • 前歯が咬合していない人の場合、食いしばりで臼歯の寿命が短くなりやすい
  • 矯正で小臼歯抜歯した場合、咬合力の負荷に負けやすく、残った臼歯の寿命が短くなりやすい
  • インプラント治療を行っても、上部構造が壊れやすい
  • 食いしばりを含めた日常の自然と思われている歯槽骨吸収は、老化現象と思われている
  • 食いしばりによって、咬筋・側頭筋が筋トレされ、朝筋肉痛くなったり、だるくなったりする
  • 食いしばりによって、顎関節症の症状を引き起こすことがある
  • 食いしばりによって、片頭痛や肩こりなどが発生することがある
  • 食いしばりによって、咬筋肥大が起き、顔のエラ部分が特徴的に膨らむ
  • 見た目がエラが張っているように見え気になるようになる

病気とは思われていない、食いしばりや歯ぎしりが患者さんや歯科医を悩ませているのです

しかし、歯ぎしりや食いしばりに対しての歯科の対応は困難でした。顎関節症に関しては、開口障害などを伴う病気として扱われてきましたが、マウスピースでの治療と大学での顎関節への外科的アプローチにとどまってきました。

漠然と、歯並びが悪いと、老後に歯を失いやすいと言われ、抜歯矯正を長年続けてきたり、細菌感染症である、虫歯や歯周病への取り組みはかなり進んできたのではないでしょうか?

どうして、今、歯ぎしり・食いしばりなのでしょう?それは、ジルコニアやemaxといった強度の強いセラミックの出現です。従来から、見えるところはメタルボンドというセラミック治療が長年行われてきました。ところが、歯ぎしり・食いしばりの力はすさまじくメタルボンド上でのセラミックが削れ、欠けるのです。壊れないようにどうしてもやや低めの咬合調整となってしまっていました。奥歯は金歯で我慢してくださいといっても、今の方の大半は我慢できないでしょう。「金は嫌だ」とジルコニアは、非常に硬かったのですが、透過性が低く審美的に厳しかったため、ジルコニアにセラミックを盛り足していました。前歯などの審美的な部分は今でもそのような治療法となっていますが、臼歯部は透過性の高いジルコニアの出現により、一変しました。emaxでも大丈夫なレベルの咬合力の人であれば大丈夫ですが、歯ぎしり・食いしばりが強いことを前提とすると、審美性の高いジルコニアがベストな選択肢となってしまいました。それは、削りだしの適合性の大幅な向上もあります。かつてのジルコニアの適合は、ガバガバのユルユル適合で接着剤でコントロールするしかなかったのです。接着剤の品質の向上も目まぐるしいものがあります。emaxは世界的に広がった素材ですが、ジルコニアに比べると接着力を出すことが難しく、ジルコニアが優位となってしまいました。しかし、インレーやアンレーの場合、ジルコニアで作ることは難しく、emaxがベストな素材となっています。咬合を細かく調整するには、今でも、ゴールド系金属がベストな素材となってしまいますが、ゴールドの需要は低く、emaxでできるところまで調整するという流れになっています。

ボツリヌストキシン療法による咬筋調整って?

毎日マウスピースをナイトガードとしてつけることが出来る方は、まだ良いでしょう。気にならずに眠れるのであれば。現代の歯科医療では、睡眠時の食いしばりや歯ぎしり、日中の弱く長時間の食いしばりによる強いダメージが出る方は、平均寿命が延びてしまった現代では、老後に歯が数本ない生活を強いられる可能性が高く、食いしばりや歯ぎしりによるダメージを標準レベル(歯や顎へのダメージが過剰にならない)まで、リスクを伴う行為ではありますが、食いしばる筋力を落とすことが有効であり、ボツリヌストキシン療法のボトックス(主にボツラックス使用)という美容外科でおなじみの医療製剤を使うことで、方法論としての道がひらけてきました。認知されるまでは、相当かかる可能性が高いですが、歯ぎしり・食いしばりを司るのは脳なので、脳への薬物投与と比べると、末梢の咬筋への対応はまだ安心できる方法なのかもしれません。

美容外科では顎のエラ治療(小顔治療)として普及していますが、私たち歯科医師は、咬筋や側頭筋といった食いしばりや歯ぎしりによるダメージ軽減のための手法として用います。

結果として小顔になってしまう可能性や頬がコケる可能性もあり、小顔を希望されていない方は要注意です。

その他にも、ヒアルロン酸注入や無呼吸症の気道が狭くなる要素を緩和するための、顎まわりの脂肪を活性化して減らすということもできるようになり、シーパップやマウスピースに新たな手法が追加されたことになります。

とは言っても、まずは、従来法で

ボトックス注射はちょっとと普及するまでは、積極的に注射したがる人はいないでしょう。もともと、小顔を考えている女性は別でしょうが。ボツラックス注射は1アンプルを通常2回に分け、注入しますが、1アンプル5万円ほどみて頂く必要があり、1回の効果は4~5カ月、余韻があるとしても半年程度であり、1年に1アンプルを使用したとしても、毎年5万円ほどかかってしまいます。

従来の方法として、マウスピースによるナイトガードや、咬合力に耐えられる現代の素材(ジルコニア)や接着剤を使用することで、自然な咬合と咬合力の分散を行うことが可能となりますが、素材だけではありません。私たちは8倍の拡大鏡を使用することで、肉眼で調整していた時代の精度とは違うレベルとなっているのです。歯を失ってしまっている人は、義歯ではなく、インプラント治療が必要な場合もあります。老後を見据えた歯の治療、それが歯ぎしり・食いしばり治療なのです。

かみ合わせという筋肉運動器は自然体がいいのかコントロールが必要なのでしょうか?

 

 

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