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スウェーデン・イエテボリ式予防歯科とMIの考え方について

カリソルブはスウェーデン・イエテボリ大学で開発されました

スウェーデン・イエテボリ大学の予防歯科の考え方とは

スウェーデンのイエテボリ大学、歯科学研究所カリオロジー科ピーター・リングストロム教授は、カリオロジー(虫歯・う蝕)科の世界的権威ですので、先進国の虫歯治療のガイドラインの先頭をいかれている人物です。

虫歯治療がどうあるべきかを、国内基準ではなく、世界基準がどうなっているのかをお話しします。と言っても、スウェーデンの歯科事情ということになるでしょうが。

まず、虫歯であるカリエスは西暦1200年から増加し1950年くらいまで増加し続けました。その前には、虫歯はあまりなかったということになります。これはこれで驚きですが、虫歯の原因は砂糖・ショ糖の使用にあるということです。現代病でもあるといえるのです。1950年以降は虫歯治療や予防歯科が徐々に進み、減少しているが、ゼロにはなっていない。根絶出来ている訳ではないということです。しかし、スウェーデンの6歳児の76%はカリエスフリーで、高齢者80歳でも、28本中20本残るようになった(この時の日本のデータでは11本だそうです)しかし、個人によるばらつきが非常に大きいとはなされていました。高齢者でも、健康で自分で歯磨きできる人と要介護の老人ホームにいる人とでは違っていると。

大枠で考えるのではなく、その人その人でリスク評価が重要になってきます。うちのクリニックではほとんどが大人なので、大人の話をすると、虫歯の治療が多くされている人は大いに虫歯になりやすく、これからも虫歯になるということです。予測や予知は難しいですが、大人に限ってみれば、細菌検査などしなくても、歯の治療経験数をみれば、わかることであると。また、虫歯や歯周病は遺伝の要素もあるとおっしゃっていました。虫歯菌に感染している人の今後の予防戦略を個々に立てるには、歯科医院に行き、歯科衛生士と共に、予防歯科ケアプログラムを実行していく必要があるということです。スウェーデンでは、24歳までの歯科治療は無料ということですが、日本でも中学生くらいまで無料の地域もありますし、そんなに差が無いように感じますが、日本では、健康保険では治療が中心で、予防歯科に重点が置かれている訳ではありません。日本で子供の歯を守るには、基本的に自費で対応するしかないでしょう。

では、大人で虫歯菌や歯周病菌に感染している人の場合はどうすればよいのでしょうか?まず、リスクを減らしていくしかありません。スウェーデンではどのようなことにポイントがおかれているのでしょう。砂糖の摂取はちょこちょこ取るのがいけなくて、いっぺんにドカ食いすれば、歯にダメージが少ないのかと思っていましたが、砂糖の摂取頻度だけでなく、量も関係するそうです。良く知られているのは、キシリトールや機能性食品、歯の咬む面の溝を埋めるシーラントはエビデンスベースで価値があると。ドライマウス唾液促進対策も必要だと。日本ではあまり重要視されていませんが、唾液の緩衝能は中和力をみる上では重要で、昨年から、唾液の中和力を測る検査が行いやすくなりました。コスト対効果や患者さんの好みも重要であると考えるようです。予防は二人三脚で長期に渡る訳ですから、要望や続けられるかは重要です。年齢によっても対策法は当然違ってしまいます。認知症の人と子供と健常な大人と感染している人とそうでない人、遺伝的にリスクの高い人とそうでない人の対応が全く同じな訳がありません。これは意外だったのですが、1日2回寝る前、朝起きた後の歯磨きは2分ほどでいいとおっしゃったことです。2分?でいいの?フッ素入りの歯磨き粉で2センチ出すこと。

マウスリンスも日本でも普及してきていますが、これも使用したほうが良いとのこと。

経過がみれるように、同じ歯科医師、同じ歯科衛生士が担当し、リコールするのは、日本と同じです。こうやって比べてみると、スウェーデンと日本はそんなに変わらないように思えるかもしれませんが、全然違います。それは、スウェーデンは世界に予防歯科やノーベルバイオケア・インプラント治療といった先進治療を開発、情報を発信していますが、日本では、ジルコニアやセラミックの材料は日本製が世界に浸透していますが、商品ではないので、iPhoneの部品は日本製品が多く使用されているといった話に近い感じがあります。言語の問題も大きいかと思いますが、日本が世界の歯科界をリードしているというより、世界基準に近づいてきているといったところでしょうか。

 

 

スウェーデン・イエテボリ大学のMI治療の考え方とは

スウェーデン・イエテボリ大学のピーター・リングストロム教授の考え方はこうです。40歳、50歳の人の虫歯治療は初期う蝕ではなく、2次う蝕が大幅に増えます。2次う蝕の治療の場合、更に歯質の削合が必要になるため、初期う蝕がどうあるべきか?という考え方がベースです。高齢者になった場合も、削除量が少ないほうが、再治療である、2次う蝕は少なくなるということです。それが、80歳で20本を達成することに繋がるという思考にあります。小さな虫歯を毎年の検診で見つけ、治療費を安価にすることで、しょっちゅう歯科治療を行っておけば安心という日本式とは少し違います。

初発う蝕が小さい場合、削らないほどよいということ、最初の充填をなるべく避け、最小限にするということ。現代の技術を使い残せる歯質は限りなく残し、昔のブラックの予防拡大の考え方からアップデートするということ。完全なう蝕で初めて虫歯治療を行う。初期のう蝕は進行が遅くなったり、再石灰化することが考えられるため。

当然、患者さんのエナメル質の状態にもよりますし、歯科医師同士でもどう判断するか意見の一致はないとも考えているようです。アマルガムからレジンへ、使った材料、テクニックも影響することが考えられ、最終的に、結果で成功を収めるには術者のスキルが影響が大きいと考えるようになっており、充填の成功は誰がやったかが問題であると。日本の健康保険での歯科治療は、どこに行っても、誰がやっても同じという前提で考えられていることを考えると、誰が治療するかで違うというのは、自費治療でしか恩恵は受けられないということになってしまいます。まあ、もともと、カリソルブは、健康保険にはないので、自費でしか虫歯治療は受けられないことになってしまいますが。最近では、歯の根管治療の自費クリニックが増加していますが、歯の神経の治療は、健康保険にある内容ですから、需要はあるのかと思いがちですが、私の提携している根管治療専門医のクリニックでは、3か月待ちの状態が当たり前となっており、困っている人の方が多いことが伺えます。

このような初期う蝕に関係する治療では、MI治療の概念にほぼ近く、日本でも多くが実践していると思います。初期の削っていないう蝕に対する考え方はまちまちですが、だいたいの歯科医院では、積極的に削っているのが現状です。当クリニックでは、基本的に表に見えない部位

で進行が遅かったり、再石灰化が期待できる場合は、歯科衛生士による経過観察が中心で、削って埋めることを極力行っておりません。なぜなら、虫歯治療は修理であり、天然歯より粗造となり、細菌の温床となり、最終的に2次う蝕の原因となるためです。

このあたりは、スウェーデンもうちも変わらない感じです。象牙質深くに進行した虫歯に対する考え方もほぼ同じでしたが、こちらの教授はカリソルブ開発者ですから、カリソルブにあった術式の落としどころの選択でしたが、露髄するかどうか、この虫歯を取り切ると歯の神経を取らざるを得ない場合には、当クリニックでは、ドックベストセメントで歯髄の温存を極力はかり、神経を残す手順を優先するところが、少し違っていました。開発者にとってのカリソルブは、データを取る上で、虫歯で感染した部分を溶かしてしっかり取り切るという思考をするしかないからです。そうしないと、信用に関わり、世界にカリソルブを販売できないでしょう。

虫歯を取り切るという前提で考えた場合はどのような思考になるのか?

どこまで取り切るのが良いのか?素早すぎても取りすぎ(削りすぎ)も困まります。スウェーデン式思考だと、カリソルブとレーザーが良いとの考えのようです。しかし、レーザーは高額であり、回収が困難であるから、カリソルブがいいという落としどころとなっていました。

次は、カリソルブの良いところのお話しとなりますが、まずはカリソルブとはからでしょうか。

 

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