東京歯医者 丸の内デンタルオフィス

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歯周病治療

歯周病は細菌感染症という要素と遺伝的要素がありますが、歯周病菌への感染は5歳頃からと言われています。それが徐々に影響を及ぼし、歯を失う原因の4割が歯周病によるものです。

30歳以上の成人の80%もの人が歯周病菌に感染しているといわれていますが、逆に20%の人は感染しておらず、感染の影響から生涯逃れていることを意味します。私たち歯科医療従事者は、歯周病に侵されていない人に近づけていくことが予防歯科として、侵されてしまった歯の寿命を延命する手助けをすることを歯周病治療と位置づけ侵襲の少ない歯周病治療を年齢に応じて取り組みます。

侵襲の少ない歯周病治療とは

お口の中の歯周病菌は、一度感染すると、歯周病菌が完全にいなくなる訳ではないため、お口の中の細菌の菌叢を変えることや歯周病菌の総量を減らすことが前提となります。それには、毎日増え続ける歯周病菌を歯磨きを中心とした歯のお手入れにより、コントロールすることが求められるため、歯科衛生士によるブラッシング指導が歯周病治療に先駆けて重要となります。

とは言え、歯周病治療を希望される場合、症状が既に出てしまっている場合が大半です。では、昔と今での治療の流れの違いはどのようなところにあるのでしょうか?

それは、低侵襲にあります。昔の歯周病治療では、安易に歯茎を切開する傾向にあり、歯周ポケットを小さくすることだけが重視されてきていました。歯周補綴を行う前に歯肉の炎症は確実に取り切り歯周ポケットが最小になるためには、歯肉の厚みを減らし、歯周病菌からの影響を極力減らすという考え方です。歯周病菌からの感染から逃れる術はなく、歯肉の形状を変え、歯周ポケットが小さくなりさえすれば、後のことはそれから考えようと。

しかし、最近では、歯周病菌を乳酸菌に攻撃させ菌叢を変化させることや、次亜塩素酸除菌水やアミノ酸パウダーまたペリソルブPERISOLVといった歯科製剤が開発され、外科的に切除することをより少なくしていく方向へ向かってきています。歯周病の進行が進み切ってしまっているのを何とかしようと考えるとエムドゲインを併用することで、対応することは変わりありません。今は、インプラント治療のエビデンスが確立していることもあり、歯周病治療だけを切り離して考えることが出来なくなっています。

次亜塩素酸除菌水による超音波スケーリングやルートプレーニングなども有効ですが、昨年より、ペリソルブがスウェーデンより上陸し、ペリソルブを使用することで、ルートプレーニングの効果をさらに高めることができるようになりました。

歯肉に注入するヒアルロン酸は歯間乳頭を膨らませることが主な目的で開発されていますが、ヒアルロン酸による歯肉の線維芽細胞活性化と静菌化により、歯肉内に入り込んだ歯周病菌を減らすことで、歯肉の状態が改善し、歯肉の炎症が減り、歯肉の色がサーモンピンク色になってくれることからも自覚しやすい処置となっています。

無理に、歯肉内に歯周病菌が侵入しているからと歯肉切除を積極的に行うと、ブラックトライアングルの原因ともなり、よりプラークコントロールがしにくくなる原因ともなり、安易な外科的侵襲を望まない理由の一つとなっています。

歯周病の症状のチェックリスト

  • ブラッシング時に歯肉から出血することがある
  • 歯周ポケットから甘い味がする気がする
  • 口臭が気になったり、誰かに指摘されたことがある
  • 歯ぐきが痩せてきた気がする
  • 歯にものがはさまるようになってきた
  • 歯ぐきの色が黒っぽく悪くなってきた気がする
  • 咬み合わせると痛い
  • 歯が動いて、歯並びが悪くなった気がする

歯周病治療の重要性

歯周病菌は歯ぐきから血液の中に入り込み様々な影響を全身に及ぼしてしまいます

心筋梗塞、脳梗塞といった血管が詰まる病気

10年程前までは、認知されていなかった全身への影響。ピンときにくい話ですが、炎症が起きた歯茎の歯周ポケットから、歯ぐきの粘膜の中に細菌は入り込みます。歯ぐきは毛細血管の塊なのです。通常だと、血液の中に細菌が入り込むチャンスはあまりありません。しかし、慢性炎症が歯周病菌により引き起こされると、チャンスは増大します。歯周病菌の出す内毒素は動脈硬化の進行に関与していると考えられているのです。

糖尿病への相互リスク

糖尿病の患者さんは世界中でも増加傾向にあり、70億人のうち、3億7千万人が糖尿病と推定され、日本では5人に1人が予備軍と言われています。糖尿病(高血糖)は歯周病と深い関係の病気であり、歯周病は糖尿病の合併症と言われるようになっています。

糖尿病から歯周病への影響:糖尿病による高血糖は身体の免疫力である防御反応が低下し、感染症にかかりやすくなると言われており、歯ぐきの免疫力が弱くなることで、歯周病にかかるリスクがたかまります。また、高血糖は歯ぐきの血管を傷めてしまうと考えられています。

 

歯周病から糖尿病への影響:歯周病菌により、歯周ポケット内でつくられる内毒素(炎症性物質)は、毛細血管である粘膜から、血液に入り、血糖をコントロールするホルモン(インシュリン)の働きを妨げ、糖尿病が悪化する可能性があるのです。特に2型糖尿病は、歯周病治療により、インシュリン抵抗性が改善したという報告もあり、糖尿病が血清に関与していることが伺えます。

歯周病治療への方針

平均寿命が延びた現代では、生活の質QOLを維持することの重要性に関心が寄せられていますが、再生することのない歯の寿命を延ばすことは、集中的に歯を失う60代以上にならないとピンときにくいものです。自分の生命の寿命より、歯の寿命の方が短い傾向が高い訳ですから、いかに歯の寿命を延ばすかは、重要なテーマです。歯の1本の価値を100万円とお考えください。8020運動では80歳の時8本もの歯を失っている状態自体が目標なのです。歯が1本少なくても咬みにくくなります。それが、8本ない訳ですから老後はだいぶ咬みにくい人が続出する訳です。

なんとか、自分の歯をもたせる必要がありますが、現実問題として、パーフェクトに死ぬまで全ての歯がもつとは考えないほうが良いでしょう。歯磨きケアや歯科衛生士によるプロケアにより、「いかに多くの歯を生き残らせるのか」がテーマなのです。

また、極端な話、1日中歯磨きをしていれば、歯の寿命が守られるという問題でもありません。患者さんは歯を守るための時間を最小限にする方がいいに決まっているからです。

そういう意味では、歯科衛生士によるブラッシング指導は、非常に重要で、日々のブラッシング効率をどこまで上げられるのか?どこに歯磨きのムラがあるのか?同じ人でも年齢に応じて、リスクが違ってしまいます。パーソナルトレーニングのようなトレーナーのようなものなのです。

 

2016年にペリソルブが発売されました。歯石を柔らかくしたり、歯周ポケットに挿入することで、同じ操作でのスケーリング・ルートプレーニングの効果の向上が可能になりました。浅い歯周ポケットのクリーニングは次亜塩素酸の除菌水やアミノ酸パウダーを使用して行え、歯の表面はPMTCナノ粒子ケアにより、表面をツルツルにすることで、プラークを付きにくくし、乳酸菌タブレットにより、口腔内の菌叢自体を変化させます。

もともと、歯科衛生士による通常のPMTCでも、3か月くらいの嫌気性菌の減少効果は見られる訳ですから、それを現代的にアレンジしたものが、当医院での歯周病治療の方針です。

 

とはいえ、5㎜以上の進行してしまった歯周病に対しては、これだけでは不十分です。なるべく、歯肉が下がらない(ブラックトライアングル増加)を最小限に抑えることを加味した方針でエムドゲインなどを用いた外科的処置にあたります。

私は国際口腔インプラント学会指導医でインプラントが専門ですが、安易な抜歯をするつもりはありません。インプラントより、自分の歯のほうがよくできているからです。インプラントも歯周病の影響を受けます。現代のもう一つの大きな問題が食いしばり・歯ぎしりです。夜間の強力な咬合力は歯周病に侵された歯に致命的なダメージを与えることを多く見かけます。夜間の咬合力に耐えうる歯列の状態になければ、一気に歯列は崩壊します。一本一本の歯の耐えうる咬合力には限度があるのです。それを考えると、インプラントを併用することで、インプラント周囲炎のリスクを軽減しつつ、自分の歯にかかる咬合力を軽減すること。これがないと、歯の寿命を伸ばすことが難しい患者さんが大勢いらっしゃるのです。

歯周病による審美性の低下、咬合力の分散、インプラント治療併用、必要な場合の歯の矯正このような要素を複合的に考慮した総合歯科治療を提供致します。

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